自己紹介は婚活サイトに限らず年齢層で長さを決める

婚活サイト、出会い系サイト、マッチングアプリ…

こういったネット出会いを使う上で気にする人が多いのが、「自己紹介ってどうすればいいの?」だ。

 

今回は、あらゆるネット出会いを利用してきた経験から、「ネット出会いにおける自己紹介」について書いていきたい。

 

自己紹介は長さがポイント

まず、自己紹介は長さが一番のポイントだ。

 

何を言うかの優先順位が「名前(ニックネーム含む)」「年齢」「職業」「趣味」あたりから始まり、「学生時代の得意科目」「初めて好きになった相手の名前」あたりで終わる以上、どこまで盛り込むのかは長さによる。

 

一言の自己紹介なら「名前」「年齢」「職業」「趣味」がせいぜいだろう。

きちんと長文を書くのであれば、職業や趣味を膨らませたり、別の(もう少し重要度の低い)項目を加える必要があるだろう。

 

自己紹介文章の長さは年齢層しだい

自己紹介は、長さで内容が決まってくると書いた。

そして、ネット出会いにおける自己紹介文章の長さは、年齢層しだいだ。

 

年齢層が若いと、あまり長い文章は好まれない。

「読まれない」程度ならまだしも、長すぎると「ちょっと引かれる」可能性すらある。

 

ネット出会いは、年齢層によって「自己紹介」の適切な長さが違うし、システム上もそれを意識した作りになっている。

マッチングアプリ、出会い系サイト、婚活サイトでそれぞれ見てみよう。

 

マッチングアプリの自己紹介はさらっと

まず、年齢層が一番低く、中心年代が10代後半~20代前半とも言われているマッチングアプリから。

(タップルのユーザーの8割は10代~20代だ)

 

マッチングアプリは、そもそも初対面でメッセージ交換をしない。

だから、プロフィールに長文自己紹介を書くことはできても、相手に対して自己紹介するのは「いいね!」し合ったマッチング後のことだ。

 

要は、あまり自己紹介が重要視されていない。

しかも、メッセージ交換もラインのようなインターフェースが多いので、あまり長いのは不自然だ。

 

マッチングアプリでの自己紹介は、「名前」「年齢」「職業」「趣味」をサラッと言って、「よろしくお願いします!」で十分だろう。

 

出会い系の自己紹介は意外と長文

出会い系と言えば、軽いイメージもあるだろう。

しかし、年齢層から言えば20代後半~30代前半が中心。かなり上目の40代、50代も普通にいる世界だ。

 

なので、出会い系サイトでの自己紹介は、意外とちゃんとやるべきだ。

システム上も、「初対面の人にいきなりメッセージを送れる」ので、自己紹介の重要性は非常に高い。

 

出会い系業界では、最初のメールを「ファーストメール」と言って、出会い系攻略の基本に据えているところがある。

 

というわけで、出会い系の自己紹介は意外と長文だ。

趣味や職業などを膨らませたり、通常は取り入れられないユニークな項目、内容を入れて本気で作るべきだ。

 

婚活サイトとは違い、真面目さ・硬さは最重要視されないので、ややウケ狙いでもOK。

あなたの個性が分かり、かつ情報が詰まった自己紹介をすべきだろう。

 

婚活サイトの自己紹介は長く真面目に

婚活サイトにおいては、中心となる年齢層がサイトによってかなり違う。

 

ただし、一般的には「20代後半~30代前半」が中心だ。

40代~50代もかなりいるので、年齢層的には(意外にも)出会い系とあまり変わらないか、少し高いくらいだと思う。

 

婚活サイトにおける自己紹介のボリュームは、経験上「一番長い」で間違いない。

かなりの情報が詰め込まれ、ほとんど「文通かっ!」と突っ込みたくなるような文が好まれる。

 

長すぎて嫌われる、というのは婚活サイトではあまりないので、言い忘れたことのないように詰め込む感じでいくと好感度が上がる。

(少なくとも、「真剣に婚活をしている、ちゃんとした人」と言う印象にはなる。そして婚活サイトではそれが一番大切だ)

 

さらに、盛り込む項目も、真面目なものにすべきだ。

 

「名前」「年齢」「職業」「趣味」はいいが、出会い系の自己紹介のようにユーモアを交えすぎるのはよくない。

そういう面は「結婚相手になり得る」判定を受けてからゆっくり出していくべきだ。

 

以上、今回は婚活サイト等の「ネット出会い」における自己紹介の書き方の概要を記載した。

あなたの参考になれば幸いだ。